趣味でカメラでいろいろなものを撮影し、インスタにアップしています。
インスタのカメラアカウントの方の写真をいろいろ見ていると、気に入った写真、自分の好みの写真が見つかってきます。
そんな写真を撮っているアカウントに「オールドレンズ」という単語を目にすることがありませんか。
オールドレンズとは名前の通りマニュアルフォーカスの古いレンズのことで、昔のフィルムカメラなどで使われていたものです。
オールドレンズで撮られた写真はボケの雰囲気に特徴があったり、そのレンズならではの素敵な描写が期待できます。
でもオールドレンズって難しそう…どうやって始めたらいいのか分からないという方も多いことでしょう。
オールドレンズが気になる方に、カメラ初心者だった主がこんな感じでオールドレンズを始めたよというのをお伝えします。
カメラ初心者が実際に行ったオールドレンズの始め方
用意するもの
オールドレンズ
オールドレンズには種類がたくさんあります。まずはどのオールドレンズを購入するのか決めましょう。
初心者向けオールドレンズ
オールドレンズは数千円で買えるのから数万円もするものと、価格の幅が広いです。
しかし安いからといって、写りが悪いというわけではないというのがオールドレンズのいいところ。
高くて写りのいいオールドレンズもいいですが、初めての方には手に入りやすい価格帯のものをお勧めします。
価格のことも考えた初心者向けのレンズはこちら
Super Takumar 55mm F1.8
私が初めに購入したのは Super Takumar 55mm F1.8
ヤフオクで手に入れまして、送料込みで5,500円でした。
「オールドレンズ 初心者向け」で検索すると必ずと言っていいほどこちらのレンズがあがっています。
写りの良さと手の届きやすい価格、そして何よりオールドレンズの特徴であるフレアやゴーストが出やすいので初心者にお勧めできるオールドレンズだと思います。

Super Takumar 55mm F1.8 作例
MINOLTA ミノルタ MC ROKKOR-PF 50mm F1.7
こちらも手に入りやすい価格とオールドレンズらしい写りで人気のレンズですね。
私が購入した時はヤフオクで送料込みで3,480円でした。
このレンズもフレアとゴーストが出ます。

MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7 作例
逆光気味で撮ると、もう最高。
雰囲気のある写真を撮ることができます。
マウントアダプター
お持ちの一眼レフカメラにオールドレンズを装着するために、必要なのがマウントアダプターです。
レンズには「マウント」という規格があるのをご存じですか?
オールドレンズのマウントは、現在のデジタル一眼やミラーレスには使えないので、その場合マウントアダプタを使うことでお持ちのカメラでもオールドレンズでの撮影が可能になるのです。
私のカメラはnikon Z5ですので、マウントは「Zマウント」。用意したオールドレンズはSuper Takumar 55mm F1.8なので「M42マウント」
オールドレンズで撮影してみる
カメラの設定
レンズなしレリーズ設定
オールドレンズとマウントアダプタ―の用意が出来たら
次はカメラの設定をしましょう。
必要な設定は
「レンズなしレリーズ」
これはレンズを取り付けていない状態でもシャッターを切れるようにする設定です。
オールドレンズは電子接点が無いので、カメラに装着しても認識することができません。
なのでこの設定を「許可」「on」にしておくとシャッターが切れるようになるのです。
※ニコンのミラーレスはこの機能が無いそうです。
Z5では特に設定無でオールドレンズを使えています。
モードの設定
撮影モードは絞り優先モード(A、Av等)とマニュアルモードで撮影します。
早速撮影してみる
さて、オールドレンズは先ほども言いましたがマニュアルフォーカスです。
またカメラ本体で操作できていたF値もレンズ側で調整することになります。
F値を設定し、ピントリングでピントを合わせたらあとはひたすら撮る!撮る!撮る!です。
いきなり根性論みたいになりましたが、撮影に慣れるために必要なのは「ひたすら撮る」ことなのでとにかく撮りまくって、カメラに慣れましょう。
オールドレンズのだいご味は何と言ってもとろとろのボケ!
コントラストが甘いこともオールドレンズの魅力でもあるので
まずはF値を最小に設定して色んなもの撮ってみましょう。

まとめ
「超初心者向けオールドレンズ撮影の始め方」いかがでしたでしょうか。
カメラを始めたての頃、まったくカメラのことをわかっていないまま、オールドレンズを使いたいと思いましたが
全くわからず右往左往していました。
同じような方に少しでも力になれたらうれしいです。